| 感想 |
朝のシャモニの気温4度。本当はシャモニの谷の下、セルヴォーにかかった氷に登る予定だった。
朝の気温が高く、危険が高いので、シャモニ入り口の円形交差点で方向を変更してトリヤンに向かう。スイスとの国境手前から
雪が降り出し、気温が少し下がる。スキーの板をつけて出発。道には除雪車が通ってあまり雪がない。
スキーは必要ないんじゃないかなぁ?と思うが、スキーの跡も道の脇にはたくさんあるのでそのまま登り続ける。
途中、除雪した道路から外れて川を渡ったあたりから、スキーのありがたみが分かってくるが、早くもここを登山靴、スキーで
おりるのかと思うとぐったりつかれてくる。樹林帯で傾斜がきつくなるあたりでスキーをデポして歩き出す。雪は硬く歩きやすい。
途中、洗濯機大の氷が滝の基部から200mほど離れたところに2,3個落ちていた。「この氷、どっからきたの?」と
ぴーたに聞く。ぴーたも自問していたようだが、「わからない」という答え。(このあと、1月3日にコルからトラバースしたとき、
入り口に残地してあるスクリューを見つけた場合回収してくださいという張り紙があり、あとで、ガイドパーティにきいたところ、
左の滝で雪崩があり、事故があったとのこと。その時にでかい氷の塊がおちたのかもしれないとの結論だが、本当のところは
わからない。)小さい氷がヘルメットにあたっても痛いのに、こんなの落ちてきたら・・・。
基部に着いたら後ろから二人組みが到着。
彼らはフォークラのコルから歩いてきたとのこと。まずぴーたがリードで登り、次に私がリードで登る。氷は濡れている。やわらかい。
初めてはいたモノポイントクランポンがよくささる。しかし、簡単なルートを辿ると氷が濡れていて、早くも手袋はびしょびしょに。
スクリューの使いすぎで支点まで辿りつけず、ピッチをきる。そこも濡れていて、登ってきたぴーたもスクリューの回収でびちょびちょに。
こんなに濡れては登れないが、私の支点位置が悪いので、とりあえず、ぴーたが続けて登りだし、岩に打ってある、ピトンの支点から
懸垂で降りる。前回と同じ懸垂支点で、本来まっすぐ降りれば下部の岩に支点があったのだが、登って来たルートに1ピッチ目の
支点にアヴァラコフがあったので、それにもう一つ新しくアヴァラコフを付け足して降りた。朝から夕方までで雪が30cm近くつもっていた。
ごろごろと転びながら、よろよろとスキーでおりる。途中、雪がスキーの後ろにくっついてあまり滑らず、時間を要した。が、
やはり終わってみれば歩くよりはよっぽど早いと感じた。今日は半分ぐらいしか登ってないや。
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